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機械工学科 今井健一郎


 世の中の多くの技術は、安く良いモノを普及させるため、大量生産・大量消費に加担するものだったと思います。しかし、将来のある高校生、大学生にとって,それは必ずしも良いことではないと思うようになりました。本当に必要なものを必要なだけ生産し、さらに高付加価値のものを少数生産するようなことを考えていく時代ではないでしょうか。

 こうしたことを踏まえて、これまで研究してきた精密に"削る"技術とともに、バイオミメティクス分野(生体模倣のようなもの)を基盤とする"盛る"加工にも挑戦しています。前者は1/1000mm以下の単位で材料を削る研究です。これがなかなかうまく行きません。うまく行かないので、どうしたら良いだろう?と続けています。後者は3Dプリンタを利用するもので、まだ3年ほどしか経っていません。何ができるのかを学生と一緒に模索している段階です。

 最後に、一人一人が将来のことを意識することが肝要だと思います.私自身欲もあり、その欲はなかなか満足しません。こうした一人一人の態度が環境問題を引き起こしています。私自身も気を付けながら、謙虚に教育・研究活動を続けて行こうと思っています。



                            研究室内はこんな感じ
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