TOP > 2015年3月

News & Topics
 3月21日(土)に2014年度の学位記授与式が挙行されました.
 ※大学院生の修了式と学部生の卒業式を合わせて学位記授与式と呼んでいます.
 
 全学の学位記授与式は午前11時から行われました.会場のKAITアリーナはほぼ満員状態でした.
全学では1000名を超える修了生および卒業生がいるので,それぞれ学科の代表者が修了証や卒業証書を学長から授与されます.機械工学科からは,大学院生のI君と学部生のI君(偶然どちらもI君でした)が,学科代表で登壇してきました.

1-アリーナ入口看板.jpg 
           KAITアリーナ入口


8-会場正面.jpg

                 広いKAITアリーナがほぼ満席


2-学位記授与式-五十嵐君.jpg

          大学院生I君登壇.いつも陽気なI君も緊張した様子.
    奥には,機械工学科のM教授(工学部長),N教授(大学院専攻主任),
    K教授(学科長)の姿も見えます.


 
 予定よりやや遅れて12時40分過ぎから,学科の学位記授与式が行われました.
まず,大学院生の修了証,次に,学部生の卒業証書がひとりひとりに手渡されました.
学位記以外にも,教員免許証,JABEEコース修了証,学業優秀者への各賞授与などが行われ,最後に,各受賞者のスピーチで終了となりました.

3-学科会場3.jpg

  機械工学科学位記授与式会場の様子.後の方にはご父兄の姿もちらほら.



4-鳴海先生.jpg   5-木村先生.jpg

      鳴海専攻主任の祝辞           木村学科長の祝辞


6-卒業証書他全員.jpg

    二手に分かれてひとりひとり手渡しで,卒業証書を授与されました.
 

7-三浦賞-遠藤さん.jpg

三浦賞(機械学会から大学院生に授与)受賞スピーチ(Eさん)



8-幾徳賞-伊藤君.jpg       

   幾徳賞受賞スピーチ(I君)      
"2年からいただいている記念品のボールペン,これで3本目です" (^_^;)



9-畠山賞-張君.jpg
畠山賞(機械学会から学部生に授与)受賞スピーチ
留学生のT君.日本語,特に,レポート作成で苦労したとのことです.
言葉のハンディを乗り越えての畠山賞受賞です.

                        

10-畠山賞-木村先生から山本さんへ.jpg

            畠山賞受賞(Yさん)
Yさんはお父様も学生時代に畠山賞を受賞したとのことです (^O^)



11-航空宇宙学会賞-三澤先生から佐藤さんへ.jpg

           航空宇宙学会賞受賞(Sさん)



             *** おまけ ***

  苦節*年 !! ついに卒業式を迎えることができたOくん.
最後に,卒業証書を受領しようと出てきたところ,指導のM先生が "お前の無いよ".
一瞬O君は"・・・・". 周りのみんなは,M先生の冗談に笑っているのに,
本人だけがマジになっていました.
 
  入学当初は,かなり突っ張っていたO君.いまでは気持ちがいいほど大きな声であいさつを
してくれます.見た目はちょっと怖そうですが,本当はいい奴です  (^_^).

13-大日方.jpg
 



 学長の祝辞で改めて思い出しましたが,今年の学部卒業生のほとんどは2011年度入学なので入学式をしていません.入学を前に実家が被災した学生がいました.日本入国を一時見合わせた留学生もいました.みな,一生に一度あるかないかの大きな災害の直後で,大なり小なり不安を抱えての入学となりましたが,無事卒業することができました.
おめでとうございます.                                  (H.T.)










永尾研では複合材料に関する研究を行っています。複合材料とは2種類以上の材料を組み合わせた材料のことですが、ここでは炭素繊維とプラスチックとを組み合わせたCFRPと呼ばれる材料と構造について研究を行っています。CFRPは「鉄よりも強く、アルミよりも軽い」と言われ、航空機や宇宙機の構造に多く用いられています。最近の例ではボーイング787旅客機がほとんどこの材料で作られており、軽量化によって20%もの効率向上が図れたと言われています。その他に自動車や風力発電の羽根などにも用いられ、大いに期待される材料です。

一方、CFRPは新しい材料であるところから、まだまだ発展中であり研究すべき多くの課題があることも事実です。従って、日本は勿論、世界中の航空機製造会社や大学、研究機関で研究がすすめられ、学会も盛んに行われています。世界的に見て複合材に関する研究が進んでいるのは、やはり日本や米国、そしてヨーロッパですが、学会もそれぞれの国内だけではなく、国際的な学会で互いの研究成果を発表し切磋琢磨している状況です。特に、日本と米国とが共同で主催する日米複合材会議(US-Japan Conference on Composite Materials や、世界各国が参加する国際複合材会議ICCMInternational Conference on Composite Materials)などが盛大に開かれています。

20149月に米国サンディエゴで開かれた日米複合材会議に、永尾研の修士2年生の五十嵐君と見城君とが参加し発表を終えました。当然、発表も質問も英語ですが、本人達は一所懸命準備を行い、見事にプレゼンと質問への回答を行いました。発表を終えた直後は脱力していましたが、この経験が将来の社会生活を送るうえで、大きな自信となってくれる事と信じています。

                     

  1_BOING787旅客機.png

             BOING787旅客機                                       

2_風力発電の大型風車用羽根.png  3_風車.png                                                

          風力発電の大型風車用羽根

 

         日米複合材会議での発表風景です。

 4_米国複合材料会議での発表風景1.png

  

 

 

5_見城1.png 6_見城2.png 

                             見城 雅弥君の発表風景

 

          7_五十嵐.png

                     五十嵐 雅人君の発表風景

 

 

 

 

 

 

                                                                         

 3月4日(水),三澤章博教授と藤井裕矩特任教授の最終講義がK2号館で行われました.

 日本の大学には,ご退職される先生方が,これまで行ってきた研究・教育活動について総括したり,研究分野の未来について学生たちに熱く語ったりする最終講義というイベントがあります.これは義務ではないので,実施しない先生もいらっしゃいますし,内容も千差万別です.

 まず,藤井先生がこれまでかかわってきた航空宇宙分野の研究開発の概要を話され,知識を身につけ,それを生かし(知恵),ユーモアも忘れずに,と締めくくられました.その後,三澤先生がご自身の生い立ちから,学生時代,本学着任当時から今日までのエピソードをモノクロの文字のみのスライドで(変に新鮮でした)お話し下さいました.特に,34年前の本学着任当時のお話は非常に興味深いものでした.

 当日は,機械工学科の教員や学生だけでなく,他学科教員,職員,さらに,卒業生や他大学へ転出された職員の方まで駆けつけて下さいました.現在,工学部長としてご活躍され,本学の生き字引のような三澤先生と,本学科の航空宇宙学専攻を研究,教育,広報のすべての面で支えてきてくださった藤井先生のご退職は,機械工学科にとって大きな損失ですが,お二人の今後のさらなるご活躍とご健康をお祈りいたします.
 
 なお,三澤先生には来年度以降も非常勤講師として,材力系の講義をしていただくことになっております.藤井先生は古巣の首都大学東京でご研究を継続されるとのことです.        (H.T.)


   1-藤井先生講義1.JPG

        藤井先生の最終講義の演題 「素晴らしい新世界」

 

   2-藤井先生講義2.JPG

 藤井先生が長年携わってきた宇宙エレベーター研究のひとつ 「KAIT構想」

 

   3-三澤先生講義全体像.JPG

            たくさんの方が聴講に来てくださいました

 

   4-三澤先生講義2.JPG

           三澤先生着任時の機械工学科の先生方
              懐かしいお名前が並んでいます

 

   5-三澤藤井花束.JPG

                花束贈呈後のあいさつ

   6-懇親会武居先生.JPG

夜の懇親会には,本年度でご退職になられる武居秀夫客員教授も参加されました
            (市内七沢のセルバジーナにて)