

機械工学科4年の鈴木健一君(木村研究室)と3月に機械工学科を卒業した熊坂富士男君(橋本・今井研究室卒業)が第66回国民体育大会ボート競技に出場することが決まりました。
両君は6月19日に相模湖漕艇場で行われた成年男子ダブルスカル神奈川県予選会で見事優勝し国体出場を決めました。ふたりはともに県立津久井高校を卒業後、本学機械工学科へ進学したボート部の先輩と後輩です。今年の国体は10月1日から山口県で行われます。神奈川県の代表としてふたりが健闘されることをお祈りいたします。
すでに鳴海研究室のブログで紹介されていますが、昨年度、機械工学専攻博士前期課程を修了した鳴海研究室の長島巧君(現:エプソン(株)勤務)から、日本機械学会若手優秀講演フェロー賞の楯が届いたと連絡がありました。
長島君は、昨年10月に発表した「木質バイオマスからの糖抽出方法に関する研究」で、日本機械学会熱工学部門から、昨年度1年間を通して優れた講演発表を行った学生に授与されるJSME若手優秀講演フェロー賞を受賞しました。昨年度は数多くの発表の中から僅か5名に授与された栄誉ある賞です。長島君は学部3年のときからこの研究をはじめ、4年間にわたって頑張ってきました。
本当におめでとうございます。
機械工学科川島豪教授は一般社団法人日本機械学会よりフェローに認定されました。
川島教授は、環境工学部門の「振動・騒音制御技術分野」において、アクティブロッキングチェアの開発などをとおして振動の快適化技術の発展に貢献し、
2001年には研究業績賞を受賞。また、温室効果ガス削減を目指す「自然エネルギーを利用した間歇充電式電気バスシステム」の研究成果を「環境保全型エネ
ルギー技術分野」で発表したことによる部門横断的な研究活動が評価されました。さらに、部門幹事、部門の広報委員会委員長などで部門運営に貢献してきたこ
とも評価されました。
<川島豪教授の今後の抱負>
今後も学生と一緒に環境問題に対して機械工学の立場から研究成果を発信していくと共に、東日本大震災の復興に向けての部門としての提言に協力していきたいと考えています。
特に東日本大震災では、計画停電が実施され、人に優しい空間について考えられた方も多いと思います。エネルギーを大量に消費して人工空間を作ることも
快適化の1つですが、停電で多少暗くても、寒くても、暑くても自然と一体になれることのよさを見直された方も多いと思います。これからも自然と人が共存で
きるように、自然エネルギーを利用した間歇充電式電気バスシステムの研究をとおして公共交通機関の温室効果ガスの排出削減に貢献していくとともに、心地よ
い揺れや振動の研究をとおして人の感覚にマッチした人に優しいヒューマン?マシンインターフェイスの開発を進めていく所存です。
環境問題はその中心に必ず人がいます。人の感覚を大切にした工学を育てていきたいとも考えています。最後になりますが、2011年度は日本機械学会環境工学部門の副部門長を努めさせていただく予定です。皆様のさらなるご協力をお願い申し上げます。
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